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雄大な紫尾山麓と、豊かな恵みをもたらす川内川・・・
自然と共に暮らし、それらを上手く活用してきたさつま町ならではの“四季”の行事を、幾つか抜粋してご紹介します。
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春:辺り一面 梅の花がいっぱい
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紀州南高梅の苗を取り寄せ、改良を重ねながら育ててきた通称「薩摩西郷梅」は、県内外でその名を知られ、今では九州一の耕作面積を誇っています。
時期になるとバスツアー客が多数訪れ、春を告げる梅の花を楽しんでいます。 |
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夏:感動する 自然のイルミネーション
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川内川中流域を棹さしによる舟で、ゆっくりと川下りを満喫しながら、両岸に飛び交うたくさんのホタルの光乱舞を観賞出来ます。
その光景は、幻想的で別世界にいるような気分になれます。時期になると、町内2ヶ所でホタル舟が運行されており、予約が必要です。
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夏:さつまの夏
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国道328号の商店街(屋地・虎居)を歩行者天国にして、繰り広げられる北薩一の夏祭りです。竹の産地、さつま町に相応しい「竹シャモジ」を手にする踊り連など参加があり、なかでも注目されるのは、道路中央部に並べられた数百台の五ツ太鼓が、祭りに花を添えています。
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秋:敷き詰められた赤いジュータン
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「隠れ念仏と河鹿の鳴く里・柊野地区」集落一体を赤色に染め尽くすように咲き誇った「ひがん花」が、訪れる人の目を楽しませ心を和ませてくれます。
祭り当日は地元の小学生による仏飯講、田の神さま、金明孟宗竹の説明も好評です。また、郷土料理「味噌びら」や地元米を使った「おにぎり」や「豚汁」が振る舞われます。
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秋:いにしえから現代
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中津川地区にある武の神・安産の神・稲作の神として崇敬されている大石神社には、織田・豊臣時代にこの地を治めていた島津歳久が祀ってあり、その神社に奉納される踊りが「金吾様踊り」です。
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奥薩摩竹燈籠物語
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夕暮れと共に浮かび上がる7千本の「ろうそく」の明かりは、手の中で見るホタルの光そっくり。
豪雨災害で流された川内川流域のホタルに帰ってきてほしいとの願いが込められています。
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冬:花に水 人に心
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全国的に知名度が高い薩摩寒蘭は、さつま町の「町花」に指定されています。
毎年11月開催される「薩摩寒蘭展示大会」には、色とりどりの多くの寒蘭が一堂に展示され、県内外からもたくさんの愛好家が訪れています。
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